DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

「FX」音響専門学校で勉強した音楽用語164

FX(エフエックス) エフェクトと同じ意味を持ちます。 外部のエフェクター(アウトボード)をミキサー(卓)につないでエフェクトをかける場合、AUX端子とチャンネルを使ってセンドリターンで効果をつけています。ミキサーにはエフェクターが内蔵されている…

「iLok」音響専門学校で勉強した音楽用語163

iLok(アイロック) DAWやプラグインなどのソフトを、使用できるようライセンスを管理するもののことをいいます。 実機のハードウェアとは違い、DTMでソフトを使用する場合にはライセンスが必要になります。 iLokは長きにわたってライセンス管理をしてきたの…

「ゲインリダクション」音響専門学校で勉強した音楽用語162

ゲインリダクション(Gain Reduction) ダイナミクス系のエフェクターに付いている、かかり具合をチェックするメーターのことをいいます。 主に「コンプレッサー」「マキシマイザー」「ディエッサー」に関わってきます。 「リダクション」の意味が「縮小…

「ピック」音響専門学校で勉強した音楽用語161

ピック(Pick) 弦楽器の音を出すために引っ掛ける道具のことをいいます。 ギター、ベース、マンドリン、バンジョー、琴、などの弦楽器は指かピックを使って音を出します。ピアノの前進楽器であるチェンバロ(ハープシコード)は鍵盤を押して弦をピックで弾…

「デシベル」音響専門学校で勉強した音楽用語160

デシベル(Decibel) 音の強さ、音圧の大きさを表した単位のことをいいます。 音圧の絶対値をそのまま表すと、表記がむずかしいくらい桁の差があるので、対数比で表したものがデシベルです。ベルという電話の電力転送の単位を、1/10で表記してデシベルと表し…

「トレモロ」音響専門学校で勉強した音楽用語159

トレモロ(Tremolo) 音量を一定のテンポで変化させるエフェクトのことをいいます。 トレモロのエフェクターは古くからあり、音作りをするとビンテージ感が漂ってきます。FenderやVoxのアンプにはトレモロが内蔵されているものもあります。 系統に分けるとモ…

「エンジニア」音響専門学校で勉強した音楽用語158

エンジニア(Engineer) お仕事それぞれに関わる専門の技術士のことをいいます。 エンジニアといえば、システムエンジニアやITエンジニアなどが、よく耳にすると思いますが、音楽業界ではレコーディングエンジニア、マスタリングエンジニア、PAエンジニアな…

「エフェクター」音響専門学校で勉強した音楽用語157

エフェクター(Effector) 楽器の音を加工して変化させる機材のことをいいます。 エフェクトといえば、音だけではなく画像や映像で効果を加える時にも使う用語です。 クリエイティブな作品を作るには、とても重要になる機材・効果です。 キーボードやシンセ…

「宅録」音響専門学校で勉強した音楽用語156

宅録(Home Recording) レコーディングスタジオではなく、自宅にレコーディング環境を作り、録音することをいいます。 自宅で録音を略して宅録といいます。 オープンリールを使った楽器を重ねていくレコーディングは、スタジオのような大きなところにしかあ…

「アンプラグド」音響専門学校で勉強した音楽用語155

アンプラグド(Unplugged) 電気の使わない楽器を使って演奏することをいいます。 「プラグを使わない」の直訳で「プラグレス」という意味です。 よく使われる言葉で言うと「アコースティック生演奏」です。ドラム、ウッドベース、ピアノ、アコーステ…

「パンニング」音響専門学校で勉強した音楽用語154

パンニング(Panning) ステレオの音源の中で音を右と左に配置、または変化させることをいいます。 一般的にはPAN(パン)と略され、日本語では「定位」といいます。 左右のスピーカーの音量を反比例に変化させることによって、右から聞こえたり、左から…

「ノイズゲート」音響専門学校で勉強した音楽用語153

ノイズゲート(Noise Gate) 音の入力信号をコントロールして、小さなノイズ信号をカットするエフェクターのことをいいます。 ノイズを除去するエフェクターには「ノイズゲート」「ノイズサプレッサー」「ノイズリダクション」などがあります。 電気回路…

「フィードバック」音響専門学校で勉強した音楽用語152

フィードバック(Feedback) 出力の高いアンプにギターを近づけると、共鳴あるいはハウリングが起きる現象のことをいいます。 フィードバックが起き始めると、徐々に「キーン」や「ヒーン」というような音が発生して、ロックではライブ感のある演出とし…

「メロトロン」音響専門学校で勉強した音楽用語151

メロトロン(Mellotron) 磁気テープを使ってサンプルされた音を再生する鍵盤楽器のことをいいます。 初代のものは鍵盤数が35鍵で、鍵盤ひとつひとつに磁気テープが付いていて、アナログ方式の再生でサンプルされたフルートのような音が、鍵盤を押すことによ…

「ボリュームペダル」音響専門学校で勉強した音楽用語150

ボリュームペダル(Volume Pedal) 足元で音量をコントロールできるペダルのことをいいます。 「エクスプレッションペダル」とも呼ばれます。 ストンプエフェクターと一緒に足元にセッティングすることが多く、ギター、ベース、キーボードで使用されます。 …

「LFO」音響専門学校で勉強した音楽用語149

LFO(Low Frequency Oscillator) 人の耳には聴こえない低音域のオシレーターのことをいいます。 オシレーターといっても一般的なオシレーターのような使い方をするのではありません。シンセサイザーの中では0.1〜10Hzあたりの低周波数を発信させ、その波形…

「メモリ」音響専門学校で勉強した音楽用語148

メモリ(memory) パソコン内に設置してある一時的な記憶装置のことをいいます。 パソコンの処理がスムーズに行われるためには大きく関わってくるパーツになるのが、この「メモリ」(メモリー)になります。メモリといってもいろんなタイプがあります。パソ…

「ドロップチューニング」音響専門学校で勉強した音楽用語147

ドロップチューニング(Drop Tuning) 低音の重心を低くするため、ベース、ギターのチューニングを下げることをいいます。 一般的にドロップチューニングというとベースは4弦、ギターは6弦の一番太い弦のチューニングを下げる方法です。グランジ、オル…

「サウンドデザイナー」音響専門学校で勉強した音楽用語146

サウンドデザイナー(Sound Designer) 効果音、音素材を作るクリエーターのことをいいます。 主に映画やドラマ、アニメなどの映像につける効果音を作る人を指します。 昔は「音効さん」と呼ばれて、実際の音や似ている音を探し、マイクで録音して素材…

「ファンタム電源」音響専門学校で勉強した音楽用語145

ファンタム電源(Phantom power) 電源供給が必要な機材に送るための電源のことをいいます。 オーディオインターフェイスやマイクプリアンプなどの機材に付いていて、コンデンサーマイクやアクティブのDI(ダイレクトボックス)など、電源がないと使用できな…

「ワーミーペダル」音響専門学校で勉強した音楽用語144

ワーミーペダル(Whammy pedal) ピッチを変化させてビブラートやポルタメント奏法など、トレモロアームを使った奏法のような効果のつけられるエフェクターのことをいいます。 ピッチシフターペダルともいいます。ペダルを踏んでピッチを変えられるので、た…

「ミキサー」音響専門学校で勉強した音楽用語143

ミキサー(Mixer) 各楽器の音を集めて、ひとつにまとめコントロールする機材のことをいいます。 レコーディングスタジオで一番存在感をかもし出している、エンジニアとスピーカーの間にある大きい機材です。価格でいうと数千万円するものもたくさんあります…

「BGM」音響専門学校で勉強した音楽用語142

BGM(Back Ground Music) 主体になるものの後ろで流れる音楽のことをいいます。 「Back Ground Music」の頭文字で「BGM」になります。 曲が主役ではないので、歌入りではなくインストゥルメントの楽曲が多いです。 主に雰囲気作り、場面を盛り上げるために…

「ピアノ」音響専門学校で勉強した音楽用語141

ピアノ(Piano) 弦をハンマーで叩いて音を出す鍵盤楽器のことをいいます。 弦を響かせて音を出す弦楽器と、叩いて音を出す打楽器のどちらの要素も加わっているため、打弦楽器に分けられます。 標準は88鍵盤あり、楽器の中ではとても音域の広い楽器です。 歴…

「フォルマント」音響専門学校で勉強した音楽用語140

フォルマント(Formant) 言葉を発してできる複数の周波数のピークのことをいいます。 周波数の低いピークから「第1フォルマント」(F1)、「第2フォルマント」(F2)‥と呼ばれ、この「F1」「F2」によって母音の音が作られます。 フォルマントは、男性の声、…

「アッテネーター」音響専門学校で勉強した音楽用語139

アッテネーター(Attenuator) 音信号を小さくする減衰器(げんすいき)のことをいいます。 よく反対の意味で使われる言葉がブースターです。増幅器となるとほかにも意味が同じものがいろいろ出てきます。アッテネートするツマミと逆の効果としては、「BOOST…

「コントロールチェンジ」音響専門学校で勉強した音楽用語138

コントロールチェンジ(Control Change) MIDIのいろいろな情報をコントロールナンバーで設定することをいいます。 「CC」と略されて0〜127の128個に分けられたコントロールナンバーで設定されます。 プログラムチェンジ(PC)で音色を選び、それ以外の設定…

「リリック」音響専門学校で勉強した音楽用語137

リリック(lyric) 作者の感情を表現した詩のことをいいます。 日本語では叙情詩(じょじょうし)といい、叙事詩(じょじし)の対語になります。言葉の語源は、竪琴(リラ)に合わせて歌うということから発展したそうです。 現代では歌詞全体のことをリリッ…

「マルチティンバー」音響専門学校で勉強した音楽用語136

マルチティンバー(Multitimbral) ひとつのソフトで複数の楽器の音色が入っていて、そのソフト内で同時に音を鳴らす機能のことをいいます。 複数(マルチ)と音色(ティンバー)でマルチティンバーを呼ばれます。 DTMで楽曲を作るといろんな楽器の音色が必…

「トーキング・モジュレーター」音響専門学校で勉強した音楽用語135

トーキング・モジュレーター(Talking Modulator) 楽器の音をホースを通して口の中に響かせ、しゃべるような音の変化をつける奏法、エフェクターのことをいいます。 エフェクター自体はトークボックスとも呼ばれることが多いです。口の形を変えてワウのよう…