DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「モジュール」音響専門学校で勉強した音楽用語08

モジュール(module)とは、いろんな種類の楽器の音色や、シンセサイザーの音色のプリセットがたくさん入っている音源のことをいいます。 意味としては「部品」という表現をするそうですが、音楽用語で使う時は「音源モジュール」ということが多いです。「ト…

「真空管」音響専門学校で勉強した音楽用語07

真空管(Vacuum tube)とは、1940年代頃にトランジスタが出てくる前に、電圧を増幅していた増幅器です。 真空管が完成した当時は、部屋いっぱいの大きさの真空管だったそうですが、技術がどんどん進歩してコンパクトになっていきまた。しかし耐久面、サイズ…

「オシレーター」音響専門学校で勉強した音楽用語06

オシレーター(Oscillator)とは、音の元になる波形を作り出す発振器のことです。 シンセサイザーのエディット画面には「OSC」と略されることが多いです。シンセの種類(減算方式、加算方式、PCM方式)によって元となる素材が異なってきます。 ・・・・・・…

「倍音」音響専門学校で勉強した音楽用語05

倍音(Overtone)とは、ひとつの音程に対して、その音に含まれる2倍の周波数の音、3倍の周波数の音、‥と重なっていく音のことです。 楽器それぞれ違う音に聴こえるのは倍音の成分が大きく関わっています。楽器以外の生活音にも倍音は含まれています。 ・・・…

「サチュレーション」音響専門学校で勉強した音楽用語04

サチュレーション(Saturation)とは、アナログ機器の真空管やテープの暖かな自然の歪(ひず)みのことです。 真空管ギターアンプなどで音量を上げていくと、ピークになる前に音が徐々に歪んでいきます。テープレコーディングでも磁気や回転数によって、歪み…

「トランジスタ」音響専門学校で勉強した音楽用語03

トランジスタ(transistor)とは、電流を増幅させるものです。少しの電流信号をトランジスタを通して大きくします。 1940年代までは電力を増幅させるために「真空管」を使っていましたが、トランジスタが登場してから現代に至るまで、テレビ、パソコン、携…

「エンベロープ」音響専門学校で勉強した音楽用語02

エンベロープ(envelope)とは、音が出ている時に、変化を時間軸で見た線のことをいいます。「エンベロープ」=「包み込む」や「包絡線(ほうらくせん)」という言葉の意味があります。シンセサイザーには音作りに重要な役割を果たすモジュール、EG…

「シンセサイザー」音響専門学校で勉強した音楽用語01

シンセサイザー(synthesizer)とは、電子回路を使ってイメージに合った音色を作り出せるエレクトリック・キーボードです。 「シンセサイズ」=「合成する」という言葉の意味からきています。鍵盤の付いているものと鍵盤の付いていないもの(モジュラータイ…