DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「ベース」音響専門学校で勉強した音楽用語101

ベース(Bass) 楽曲のベースの領域を支える、弦を指やピックで弾いて音を出す、弦楽器のことをいいます。 基本は4弦で演奏する4弦ベースが一般的ですが、5弦ベース、6弦ベースと、さらに低音が出せるベースもあります。 ベースを演奏する人をベーシストとい…

「ギター」音響専門学校で勉強した音楽用語100

ギター(Guitar) 6本の弦を指やピックで弾いて音を出す、弦楽器のことをいいます。 10本の弦、12本の弦のものもありますが、基本は6本で演奏するものがほとんどです。 ギターを演奏する人をギタリストといい、表記する時は略して「Gt」と書きます。 ギター…

「ブラスセクション」音響専門学校で勉強した音楽用語99

ブラスセクション(Brass Section) 金管楽器のトランペットとトロンボーンを中心にしたアンサンブルのことをいいます。 サックスが入ると正確には「ホーンセクション」と呼ばれますが、ブラスセクションの中にサックスも含めて扱われることが多いです。 …

「ストリングス」音響専門学校で勉強した音楽用語98

ストリングス(Strings) ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスなどのアンサンブルのことをいいます。 ロック、ポップスなど現代の音楽には欠かせない音色で、アレンジに抑揚(よくよう)を加えるにはとても便利です。 バンドサウンドにストリン…

「アルペジオ」音響専門学校で勉強した音楽用語97

アルペジオ(Arpeggio) 和音の音をひとつずつ鳴らして分散して聴かせる奏法のことをいいます。 「分散和音」ともいいます。 音階を聴かせながら、しっかりとコード感も出せる音楽にとってとてもよく使われる奏法です。いろんな楽器でできる奏法です。 …

「不協和音」音響専門学校で勉強した音楽用語96

不協和音(Dissonance) 2つ以上重なる音の中で相性の悪い音同士を含む、和音の響きのことをいいます。 12音階の中には相性の良い音と悪い音があります。その音が入った和音なので、一見キレイに聴こえるような和音でも、不協和音の部類に入ります。 しかし…

「フィルター」音響専門学校で勉強した音楽用語95

フィルター(Filter) 設定した周波数帯域だけ音を通すエフェクターのことをいいます。 フィルターといえば一般的にろ過するフィルターを思い浮かべると思いますが、音をろ過するというイメージで考えると意味は同じです。 EQでの処理をする人が多いですが、…

「ダイアトニックコード」音響専門学校で勉強した音楽用語94

ダイアトニックコード(Diatonic Code) その調(key)で使われるスケール7つの音(ダイアトニックスケール)のみで作られるコードのことをいいます。 曲作りの骨組みはコードです。 そのコードは曲の調(key)によって、自然に使えるコードとそうでない…

「コーラス」音響専門学校で勉強した音楽用語93

コーラス(Chorus) 複数の人が同時に同じパートを歌うことをいいます。 人が全く同じパートを歌うことによって生まれる、ピッチやタイミングの少しのずれで、「透明感」「艶やかさ」「広がり」「厚み」のある効果を得ることができます。 この合唱してできる…

「ゲートリバーブ」音響専門学校で勉強した音楽用語92

ゲートリバーブ(Gate Reverb) リバーブの残響音を人工的にいきなりカットをする手法のことをいいます。 80年代にスネアにゲートリバーブをかけるのがとても流行しました。その独特な音の雰囲気は、音を聴くだけでその時代の音楽が伝わってきます。当…

「シールドケーブル」音響専門学校で勉強した音楽用語91

シールドケーブル(Shielded Cable) ノイズを遮(さえぎ)りながら導線を用いて音信号を送るケーブルのことをいいます。 「シールド線」「シールドコード」とも呼ばれます。 いろんな楽器、歌の音を伝えるDTMにとっても、大変重要なアクセサリーです。 …

「マニピュレーター」音響専門学校で勉強した音楽用語90

マニピュレーター(Manipulator) 電子楽器の音作り、プログラミングをする人のことをいいます。 バンドに電子音楽を取り入れることをマニピュレーションといい、それを行う人です。専門知識がかなりある人でないと勤まりません。 レコーディングだけではな…

「ブース」音響専門学校で勉強した音楽用語89

ブース(Booth) 部屋を間仕切して作る小部屋のことをいいます。 レコーディングでは音が被らないようにブースをいくつか作り録音を行います。 アンプの音は大きいので、ドラムのマイクなどに被らないようにアンプブースにアンプを閉じ込めてマイク録音しま…

「吸音」音響専門学校で勉強した音楽用語88

吸音(Sound Absorption) 音を吸収して反射音を防ぐ働きのことをいいます。吸音(きゅうおん)によって遮音(しゃおん)の役割も果たし、外部への防音効果にもなります。 DTMにはとてもとても大切なことで、どんなに良い機材を用意しても、音響の環境がよく…

「プリプロ」音響専門学校で勉強した音楽用語87

プリプロ(Pre production) レコーディングを円滑(えんかつ)に進めるために行われる、事前レコーディングのことをいいます。 プリプロダクションを略してプリプロといいます。 アルバムレコーディングなど、本番のレコーディング前には、エンジニアさ…

「レコーディング」音響専門学校で勉強した音楽用語86

レコーディング(Recording) 音を記録するとをいいます。 ラジオなどで音声を記録ことも、レコーディングといいますが、レコーディングというと楽曲をスタジオで録音することを皆さん想像すると思います。 100年以上前にエジソンが蓄音機を発明してから…

「カデンツ」音響専門学校で勉強した音楽用語85

カデンツ(kadenz) 調(キー)の中で役割を持つ、最小限のコード進行のパターンのことをいいます。 日本語で「終止形」といいます。ケーデンス(cadence)とも呼ばれます。 コードとコードの関係性、それを曲の調(キー)の中で、どのような効果になるかと…

「CPU」音響専門学校で勉強した音楽用語84

CPU(Central Processing Unit) パソコンの中心になる処理装置のことをいいます。 人間でいう「脳」のような働きをします。CPUが優秀だと、パソコンの処理速度が早くなり作業がスムーズになります。 DTMや映像編集などの時間軸が関係する作業は、この「CPU…

「ヘッドホン」音響専門学校で勉強した音楽用語83

ヘッドホン(headphone) 耳を覆って音信号を近くで聴くための機材です。 スピーカーの代わりに音を聴く事ができます。耳を覆わないタイプのものをイヤホンといいます。 ヘッドホンのタイプを大きく分けると、開放型(オープンエアー型)、密閉型(クローズ…

「弦」音響専門学校で勉強した音楽用語82

弦(string) 振動させて音を出す、弦楽器の発信音になる部分です。 弦楽器の種類は世界中たくさんあります。弦楽器の種類によって弦のタイプもたくさんあります。 弦楽器 弦楽器は歴史上、世界各国たくさんあります。音を出す原理は様々ですが、基本は弦を…

「サンプラー」音響専門学校で勉強した音楽用語81

サンプラー(Sampler) 音を記録(サンプリング)して再生できる機器のことをいいます。 音楽的でなくてもどんな音、声もサンプリングすれば、音楽に合わせて再生することができます。 サンプリングした音をピッチを変えたり、スピードを変えたり加工をして…

「パラアウト」音響専門学校で勉強した音楽用語80

パラアウト(Paraout) 複数のチャンネルの音や音色を扱う音源ソフト、またはハードウェアの出力を、個別で出力することをいいます。 正確には「パラレル・アウトプット」(Parallel Output)といい、略して「パラアウト」と呼んでいます。「インディビデュ…

「トラック」音響専門学校で勉強した音楽用語79

トラック(Track) 曲の中で使う楽器や音のデータの情報を、1ずつに分けられている各チャンネルのことをいいます。 一発録音のマイク2本録りでない限り、昔から各楽器をトラックに分けてレコーディングしています。 トラックがレイヤーとして重なり合ってひ…

「BPM」音響専門学校で勉強した音楽用語78

BPM(Beat Per Minute) 曲の速さで4分音符を1分間に打つ回数のことをいいます。 音楽ではテンポと同じ意味ですが、感じる速さをテンポといったり「テンポ感速めで」とかテンポの使い方の定義がいろいろあります。それに比べてBPMは4分音符を1分間にという決…

「レゾナンス」音響専門学校で勉強した音楽用語77

レゾナンス(Resonance) 共鳴、共振の意味を持ち、指定したカットオフの周波数付近の帯域を強調するパラメーターのことをいいます。 レゾナンスとカットオフ(CUTOFF)は、シンセの音作りにとても影響を与えるパラメーターで、シンセのうねるカッコイイサウ…

「プリアンプ」音響専門学校で勉強した音楽用語76

プリアンプ(Preamp) メインのパワーアンプに音信号を送る前に、増幅しながらトーンなども適切な調整をするための前置増幅器のことをいいます。 正式にはプリアンプリファイヤ(Preamplifier)といい、コントロールアンプともいいます。 プリというのは「前…

「フレットラップ」音響専門学校で勉強した音楽用語75

フレットラップ(Fretwrap) ベース、ギターのいらない弦のノイズを抑えるアクセサリーのことをいいます。 フレットをラップするという意味のアクセサリーで、弦を包み込んで余計な音を出さない役目をしてくれます。ジャンル、または音のキャラクターによっ…

「MIDIコントローラー」音響専門学校で勉強した音楽用語74

MIDIコントローラー(MIDI controller) 言葉の通りMIDIをコントロールする機材のことをいいます。 パソコンのみの作業だと「マウス」と「(文字打ち)キーボード」で作業しなければなりません。 MIDIコントローラーを使うことによって、よりレコーディング…

「外付けストレージ」音響専門学校で勉強した音楽用語73

外付けストレージ(External storage) パソコンとつないでファイルデータや音源ライブラリーデータなどを記録するものです。DTMの周辺機器の中で、必ず用意したいアイテムです。 外付けには「CDドライブ」「DVDドライブ」「HDD」「SSD」があり、使用用途が…

「スライドギター」音響専門学校で勉強した音楽用語72

スライドギター(slide guitar) ボトルネック(スライドバー)を弦の上で滑らせて弾く奏法のことをいいます。ボトルネック奏法ともいいます。 指板に弦を当てずに、音階の音と音を滑らかにつなぎながら演奏します。ブルースやカントリー、ハワイアンで…