DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「チューニング」音響専門学校で勉強した音楽用語71

チューニング(tuning) 音の高さ(音高、ピッチ)を合わせることをいいます。調律、調弦ともいいます。 音楽以外でもラジオのチューニングを合わせるという使い方をしますが、こちらは電波の周波数を合わせる時に使います。 演奏者みんなが同じ高さにチュー…

「海苔波形」音響専門学校で勉強した音楽用語70

海苔波形(laver waveform) 2mixのデータでリミットをかけて出来る、海苔のような長方形の波形のことをいいます。 スローテンポの曲や、音数の少ない楽曲では海苔波形を求めませんが、テンポ感もあって音圧を出したい楽曲はこの海苔波形に近づけるのが理想…

「音圧」音響専門学校で勉強した音楽用語69

音圧(Sound pressure) 音の最大量にリミッティングをかけ、音に圧力をかけることをいいます。 文字通り、音を圧縮している状態のことですが、音楽の用語のなかでは「音圧を上げる」という使い方をします。音量差が密集(みっしゅう)するため、迫力のある…

「ディエッサー」音響専門学校で勉強した音楽用語68

ディエッサー(Deesser) ボーカルの歯擦音(しさつおん)を抑えるエフェクター、プラグインのことをいいます。 ディエッサーの名前の意味は「エスを消す」という意味です。 サ行やザ行の「さ・し・す・せ・そ」「ざ・じ・ず・ぜ・ぞ」の発音の時、発生する…

「アンプシュミレーター」音響専門学校で勉強した音楽用語67

アンプシュミレーター(Amp Simulator) アンプをマイク録りしたような音にできるエフェクターあるいはプラグインのことをいいます。 部屋でアンプを鳴らすような空気感なども設定でき、最近のアンプシュミレーターはかなり性能が上がってきています。 ハ…

「リアンプ」音響専門学校で勉強した音楽用語66

リアンプ(Reamp) アンプ、エフェクターなどを通していない状態で録音したギターやベースを、その録音した音からアンプに通して、アンプから通常のマイク録音をすることをいいます。 DTMでのレコーディングではない時代もリアンプは使われていた手法です。…

「バス(bus)」音響専門学校で勉強した音楽用語65

バス(bus) 複数のトラックを一つにまとめることをいいます。特にドラム、ギター、ブラス、ストリングス、コーラスなどはバスにまとめて調整します。 バスに対してかけるコンプやリバーブなど、単体のトラックにかけるエフェクトとは違うものであったり、調…

「グルーヴ」音響専門学校で勉強した音楽用語64

グルーヴ(groove) リズムがピッタリの間隔で音が鳴っているのではなく、ズレ(溜め)から生じられる波、うねりがあるリズムのことをいいます。しかしこれは人によって、定義(ていぎ)が曖昧(あいまい)で、正解がありません。 曲のノリ自体をグルーヴと…

「カポタスト」音響専門学校で勉強した音楽用語63

カポタスト(capodastro) ギターやウクレレなどの弦楽器を曲のキーに合わせて弾きやすくアクセサリーです。「カポ」と略されて呼ばれることが多いです。 ギターのコードを弾くとき、開放弦を使って弾くオープンコードの方が弾きやすく、綺麗な響きで音が出…

「バレーコード」音響専門学校で勉強した音楽用語62

バレーコード(Barre chords) ギターやウクレレなどの弦楽器を開放弦を使わずに、人差し指あるいはほかの指で一つのフレットの1弦から6弦まですべて押さえるコードのフォームのことをいいます。 バレーコードのフォームは、メジャーコードとマイナーコード…

「ヘッドルーム」音響専門学校で勉強した音楽用語61

ヘッドルーム(Headroom) 記録された音量から音割れしてしまうピークまでの間のことをいいます。 イメージしやすく説明すると、頭から天井の間です。天井の低いところでトランポリンをしたら、頭ばかり気になって良いジャンプができません。 言葉で説明する…

「トランスポート」音響専門学校で勉強した音楽用語60

トランスポート(Transport) 「運ぶ」「転送する」などの意味で、DTMでは録音/再生/巻き戻し/早送り/スキップなどがまとまっているコントローラーのことをいいます。 常に再生しなければいけないので、操作しやすいところに開いて作業します。 宅録でDT…

「トランジェント」音響専門学校で勉強した音楽用語59

トランジェント(Transient) 瞬間の音のことをいいます。 アタックとは少し違い、その前の一瞬の音のことを示します。ドラムでいうとスティックが皮に当たる瞬間の音、ギターでいうとピックが弦に当たる瞬間の音です。 「バチッ」「カッ」「ザゥ」など、い…

『WAVファイル」音響専門学校で勉強した音楽用語58

WAVファイル(wav file) 圧縮することなく、高音質のままのデータ化したファイルのことをいいます。 「ワブ」「ウェイブ」と呼ばれます。正式には「wave」ですが、拡張子を「.wav」と書くためwav(ワブ)ファイルと呼ばれるようになりました。 DTMでのオー…

「ディレイ」音響専門学校で勉強した音楽用語57

ディレイ(Delay) 反響音を作り出し、反復させるエフェクターのことをいいます。DTMではエフェクターのことを指す場合が多いですが、一般には「遅れ」や「延ばす」などの意味があります。 リバーブと共に「空間系」と呼ばれ、比較されることが多いですが、…

「リズム」音響専門学校で勉強した音楽用語56

プラグイン(Plug-in) 音に変化、効果を加えることができるエフェクターのことをいいます。音色が入っているソフト音源なども、DTMではプラグインとして扱われることが多いです。 単語の意味は、「差し込む」や「差し込み口」という意味があり、音楽だけで…

「循環コード」音響専門学校で勉強した音楽用語55

循環コード(Circulation_code) コード進行のなかで安定、不安定を通り、元に戻って繰り返すことのできるコード進行のことをいいます。 3つ、4つのコードの繰り返しでループができるコード進行です。調(key)のなかでトニック(安定)、ドミナント(不安…

「DAW」音響専門学校で勉強した音楽用語54

DAW(Digital Audio Workstation) デジタル・オーディオ・ワークステーションの略で、レコーディングの作業工程を、なんでもこなせるシーケンサーのことです。 雑誌や本をパソコンで作ることを、DTP(DeskTop Publishing)(デスク・トップ・パブリッシング…

「ハーモニー」音響専門学校で勉強した音楽用語53

ハーモニー(harmony) 音楽においては複数の音が心地よく混ざり合うことをいいます。音楽以外にも料理や芸術などたくさんの場面で使われ、「調和」という表現の仕方をします。音楽の三要素、「メロディ(旋律)」「ハーモニー(和声)」「リズム(律動)」…

「非和声音(ノンコードトーン)」音響専門学校で勉強した音楽用語52

非和声音(Non code tone) 和音(コード)に乗っていないメロディラインの装飾音のことをいいます。 反対の言葉は、和音構成音(コードトーン)といい、和音に含まれる音のことをいいます。 歌のメロディはもちろん、アルペジオなどの楽器メロディも非和声…

「拍子」音響専門学校で勉強した音楽用語51

拍子(Beat)とは、強弱をつけた音を、小節単位で考えた拍の数の表記をいいます。 2/4拍子、3/4拍子、4/4拍子などがあります。 基本的に楽曲の中には調(key)と拍子が決められています。 曲のノリを決めてしまう重要な拍子ですが、4/4拍子がとてもたくさん…

「リズム」音響専門学校で勉強した音楽用語50

リズム(rhythm)とは、強弱をつけた音を、曲の時間軸において一定の間隔で反復することをいいます。 反復の中でパターンの違いで「サンバ」「ラテン」「ボサノバ」「ディスコ」「ロック」「ワルツ」など、すごくたくさんのジャンルがあります。 リズムは全…

「転調」音響専門学校で勉強した音楽用語49

転調(modulation)とは、1曲の中で調(key)を変えることをいいます。 楽曲の中には調(key)というものが存在します。その調(key)を元にコードやメロディを乗せて組み立てていき、曲になっていきます。 曲の中で調を変えると雰囲気がガラっと変わり、と…

「調(key)」音響専門学校で勉強した音楽用語48

調(key)とは、その楽曲の曲調(メジャーかマイナー)と中心になるの音(音階や和音)のことをいいます。 楽曲の中には調(key)というものが存在します。その調を元にコードやメロディを乗せて組み立てていき曲になっていきます。 この調を中心に作られる…

「アーティキュレーション」音響専門学校で勉強した音楽用語47

アーティキュレーション(Articulation)とは、音と音のつなぎ目や切り方の表現のことをいいます。 楽器にも歌にも関係することで、たくさんの表現方法があります。これの組み合わせがあることによって音楽の幅、人間味、プロ感というものができてきます。 …

「アクティベート」音響専門学校で勉強した音楽用語46

アクティベート(Activate)とは、ソフトウェアなどを使用できるようにするための、ライセンス認証のことをいいます。パソコン関係のソフトを使うためには全般的にこのライセンス認証が必要になってきますが、DTMでももちろんたくさんのライセンス認証が関わ…

「バッファサイズ」音響専門学校で勉強した音楽用語45

バッファサイズ(Buffer size)とは、一時的にデータを先読みさせておくデータを貯めておくことをバッファといい、この大きさのことをバッファサイズといいます。これがあるおかげで、再生しながら編集しても止まることなく作業ができます。 これはD…

「インピーダンス」音響専門学校で勉強した音楽用語44

インピーダンス(Impedance)とは、電圧と電流の比のことで、電気信号の抵抗値のことをいいます。わかりやすくいうと電流の流れにくさを表しています。インピーダンスの量を表す記号が「Ζ」、単位を「Ω」で表記します。 音楽をやっていると、周りの機材には…

「TAB譜」音響専門学校で勉強した音楽用語43

TAB譜(TAB score)とは、6線譜をギター(4線譜はベース)の弦に例えて、抑えるフレットと指を数字で表す楽譜のことをいいます。 「タブふ」と呼ばれます。 タブラチュア(タブラチャー)の略で15世紀〜17世紀あたりから5線符の代わりに使われていたようです…

「センドリターン」音響専門学校で勉強した音楽用語42

センドリターン(Send Return)とは、音信号を一度、別の回路に送りエフェクト効果を加えて音信号を戻すエフェクトのかけ方のことをいいます。 ギターアンプなどに「SEND」の端子と「RETURN」の端子がついていて、エフェクトをより良い効果でかけることがで…