DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

「ピック」音響専門学校で勉強した音楽用語161

ピック(Pick)

弦楽器を出すために引っ掛ける道具のことをいいます。

ギターベースマンドリンバンジョー、などの弦楽器ピックを使ってを出します。
ピアノ前進楽器であるチェンバロハープシコード鍵盤を押してピックで弾いてを出します。

イギリス英語ではプレクトラム」(plectrumといいます。
チェンバロなどに使用されているピックプレクトラムと表記することが多いです。

持って演奏するピックには、につけるタイプ持つタイプがあります。

硬さもさまざまで、使う人、用途にあったタイプを選べます。

楽器にあったピックの種類

エレキベースギターピックは、親指人差し指で持って演奏するのが一般的ですが、ピックには指につけるタイプの「フィンガーピック」もあります。

アコースティックギターバンジョースチールギターなど、「親指」「人差し指」「中指」「薬指」に付けて演奏する時があります。

特に親指につけるフィンガーピック「サムピック」といい、ギターではとてもよく使われます。
エレキギターサムピックを使う人もいます。

ベース・ギターピックの硬さと形

エレキベース・ギターピックは、いろいろな種類「形」「硬さ」「素材」があります。

<形>
一般的によく使われる形が、二等辺三角形の角が丸い「ティアドロップ型」ですが、大きめの正三角形の「トライアングル型」や「ホームベース型」「円形型」のものもあります。
ベーズやアコースティックギターを弾き語りする人は、大きめの「トライアングル型」を選ぶ人がよくいます。
速弾きをする人は小さめのものを好みます。

<硬さ>
ピックの硬さによって音質や弾き心地も変わってきます。
よく使用される厚さは、「0.5mm」から「1.5mm」くらいで、それ以上の分厚いものもあります。
アコースティックギターストローク中心で弾く人は柔らかめのピックを使用する人が多く、エレキギターで速弾きする人は固めのものを選びます。
ベースは固すぎても弾きにくいし、柔らかすぎても良い音が出ません。
ベースは少し固めの1mmくらいを使い人が多いです。

<素材>
一般的に昔からよくあるピックの素材は「セルロイド」です。
少し高価ですが、丈夫で音もクリアな音質の「べっ甲」素材のピックもあります。
アコースティックギターの綺麗な音と「べっ甲」は相性が良いです。
そのほか高音が強調される「金属製」の素材などもあります。

・・上記のもの以外の素材や形もたくさんあります。・・

特殊なピック

ギターはじめたての人は、よくピックを落としてしまいますが、持つ部分が滑り止め素材になっているものもあります。
持ち心地も良く、弾きやすくなります。
通常のピック滑り止めを付けるシールもあります。

自宅でアコギを弾く時の防音問題を少しでも解決できる、サイレントピックもあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『ピック』について、もっと詳しく知りたい方はこちら

音楽用語インデックス | 言葉と音 マサツムDTMブログ