「ラウドネス」音響専門学校で勉強した音楽用語34
ラウドネス(Loudness)とは、人間が耳で感じる音の大きさのことをいいます。
低域の音など、人間では聴こえにくい周波数も考慮しつつ調整ができます。
ラジオやテレビの音声を聴感上(ちょうかんじょう)統一させるために使われていましたが、近年では音楽にも取り入れられています。
楽曲の聴こえ方の調整として使用するのはもちろんですが、YouTubeやSpotifyなど規定の音圧の数値に合わせることにも活用されています。
音楽は時代が進むにつれて、どんどん音圧を上げられていき、CD全盛期の90年代では「音圧戦争(ラウドネス・ウォー)」という戦いが全世界で勃発しました。
この頃はCDで上げられる音圧いっぱいに上げて、ベッタリ天井に当たって圧縮された音楽が出回っていました。
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