「調(key)」音響専門学校で勉強した音楽用語48
調(key)とは、その楽曲の曲調(メジャーかマイナー)と中心になるの音(音階や和音)のことをいいます。
楽曲の中には調(key)というものが存在します。
その調を元にコードやメロディを乗せて組み立てていき曲になっていきます。
この調を中心に作られる音楽を「調性音楽」といいます。
基本的に曲調はメジャー(明るい)かマイナー(暗い)の2種類になり、中心になるの音(主音、トニック)はひとつになります。
音楽の三大要素「メロディ」「ハーモニー」「リズム」のうち、「メロディ」と「ハーモニー」のフォーマットが調(key)になります。
曲の中でこのフォーマットに「合わせる」か「崩す」かというところで曲の個性が作られていきます。
楽譜では調を「調号」で表します。
調号とは楽譜のト音記号の右にある「♯」や「♭」の数です。
<例>
「♯」がひとつだけ表記してあると
「ト長調(Gメジャースケール)」か
「ホ短調(Eマイナースケール)」になります。
この調号が一緒で長調(メジャースケール)と短調(マイナースケール)の関係性を「平行調」といい、曲中で調が変わることを「転調」といいます。
これらは作曲においてとても重要なワードになります。
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