DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

「トーキング・モジュレーター」音響専門学校で勉強した音楽用語135

トーキング・モジュレーター(Talking Modulator)

楽器ホースを通しての中に響かせ、しゃべるような変化をつける奏法、エフェクターのことをいいます。

エフェクター自体はトークボックスとも呼ばれることが多いです。
の形を変えてワウのような演奏ができます。

ボコーダーと並んで70年代〜に使用されていました。
変化の原理がとてもアナログ的な面白い発想で、見た目にもインパクがあります。

倍音を多く含む音色の方が変化が分かりやすく効果的なので、ギターでは歪んだシンセではノコギリ波で使用されることが多いです。

トーキング・モジュレーターのしくみ

トーキング・モジュレーターの演奏をするには、エフェクターを使います。
エフェクターといっても特殊な構造をしています。

スピーカー内蔵されていて、つないだホースを伝って、ホースの先から楽器音出力されます。

トーキングモジュレーター_図01

そのが出るホースマイクスタンドに固定して、にくわえられるようにします。
そしての中でを鳴らして共鳴させ、から漏れるマイクが拾って会場のスピーカー出力されるという仕組みです。

をしゃべるように動かせば、その動きに合わせて変化するので、楽器演奏をしながら変化も自由に演奏するという感じです。

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『トーキング・モジュレーター』について、もっと詳しく知りたい方はこちら

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