DTMお役立ち音楽用語

今さら聞けない音楽用語を簡単説明します。

「BPM」音響専門学校で勉強した音楽用語78

BPMBeat Per Minute

速さ4分音符1分間に打つ回数のことをいいます。

音楽ではテンポと同じ意味ですが、感じる速さをテンポといったり「テンポ感速めで」とかテンポの使い方の定義がいろいろあります。
それに比べてBPM4分音符1分間にという決められたルールがある中での使い方なので、「BPM=テンポ」とは言い切れません。
BPM」という使い方はしません。

読み方はそのままで「ビーピーエム」といい、BPMは「速い」「遅い」という表し方ではなく、「高い」「低い」で表します。

曲作りのたびに設定しなければならないBPM

世の中にある曲のほとんどが1曲を通して一定のBPMで作られています。
まず最初にここを設定しないと編集がしっかりとできません。
楽器、歌の調整はBPMが合っていないと、あとでとても困ります。

稀(まれ)に0.50.25の単位に分けないと合わない楽曲もあります。

そして大変なのが、イントロ、Aメロ、サビなど、BPMがバラバラながあります。
こんなときも手間はかかりますが、各箇所でちゃんとBPMを合わせていないと編集が大変になります。

BPMを出すのが苦手な方は「decoda」という、bpm(テンポ)キー(調)、コード(和音)、を自動検知してくれるソフトがあるのでおすすめです。

BPMの目安

1秒1拍速さが「BPM=60」ということになります。

売れるで良く使われる「BPM=120」は1秒2拍打っているということになります。

これは数字で数えるとき

「1」「2」「3」「4」「5」「6」‥

というように数えると思いますが、自然と

「いー」「ち」、「にー」「い」、「さー」「ん」、「しー」「い」、「ごー」「お」、「ろー」「く」‥

を数えながらも「BPM=120」を感じていて、人の体に染み込んでいるのだと思います。

BPMギネス記録

世界一BPMの高いは、1993年リリースされた モービー(Mobyの『サウザンド ( Thousand )』の「BPM=1000」 といろんなところに出てきます。
実際曲を聴いたら普通のテンポ四つ打ちから段々速くなって最後には雑音のようになっていくみたいな楽曲でした。

BPM=1000」になっているかもよくわかりませんでしたが、これはやったもん勝ちみたいなところがあるので正式な記録か疑問なところです。

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